☆6月18日の予定・・・英小売売上、欧州財務相会合、米CPI、etc.
- 2015/6/17
- 佐藤りゅうじブログ

6月18日のメインイベントは、欧州財務相会合だろう。ギリシャのデフォルトの可能性が高まりつつあるなか、この会合で何等かの希望の光がみえるのではとの、期待もある。ユーロ・ドルはショートカバーから地合いを引き締めているとみられるのも、そのためだろう。6月30日のIMFへの約15億ユーロの返済をするために、融資を継続が不可欠であり、そのためには、債権団との合意だけでなく、各国議会の承認も必要になる。いよいよタイムリミットが近づいている。
・米CPIにも注意
前回のCPIでは、コア前年比が事前予想を上回ったことから、ドル買いにふれた。ここ数年、米物価関連指標で、ドルが大きく動くことがなかったので、多少驚かされた。市場の関心事が、利上げのタイミングに集まっている表れだろう。今回も、事前予想を上回ると、ドル買いに意欲が強まるとみられる。
さて6月18日の予定だが、以下の通り
07:45
NZ第1四半期GDP
(前年比):事前予想3.10%(前回3.50%)
(季調済/前期比):事前予想0.60%(前回0.80%)
15:00
スイス5月貿易収支
事前予想28億6000万(前回28億6000万)
16:30
スイス政策金利発表←経済成長率見通しを引き下げているので、口先介入はありそう。
事前予想-1.25%(前回-1.25%)
17:00
ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁 記者会見
17:00
ユーロ圏ECB月報
17:30
英5月小売売上高
(含自動車燃料、前月比):事前予想-0.10%(前回1.20%)
(含自動車燃料、前年比):事前予想4.60%(前回4.70%)
(除自動車燃料、前月比):事前予想-0.20%(前回1.20%)
(除自動車燃料、前年比):事前予想4.30%(前回4.70%)
21:00
欧州財務相会合(ルクセンブルク) ←ギリシャ問題の行方は?
21:30
米5月消費者物価指数←前回は久しぶりにCPIで動いた
(前月比):事前予想0.50%(前回0.10%)
(前年比):事前予想0.10%(前回-0.20%)
(コア/前月比):事前予想0.20%(前回0.30%)
(コア/前年比):事前予想1.80%(前回1.80%)
米新規失業保険申請件数
事前予想27万7000(前回27万9000)
米5月景気先行指数
事前予想0.40%(前回0.70%)
米6月フィラデルフィア連銀景況指数
事前予想8(前回6.7)
それでは、がんばっていきましょう!