☆来週の予定(6月21日~)・・・ユーロ圏首脳会合、中国PMI、独ifo、米耐久、etc.
- 2015/6/20
- 佐藤りゅうじブログ

6月14日からの一週間は、FOMC、ユーロ圏財務相会合、日銀金融政策決定会合といろいろありました。少しおさらいすると、FOMCはハト派的な内容となり、ドル売りへ。ユーロ圏財務相会合は、予想通りのギリシャ問題進展なし、ただし、ユーロは強い。日銀金融政策決定会合も予想を裏切らずの無風となりました。
・ギリシャ問題の行方に注目
さて、6月21日からの週ですが、ギリシャ問題が、さらに緊迫しそうです。IMFへの支払い期限は6月30日です。22日にユーロ圏緊急首脳会議が開催されます。ただ、チプラス首相との発言を聞いていると、「あれ、どっちがが債務者?」と思うことばかりで、今回もまとまらないような気がします。まぁ、どころか落としどころ決めないといけないのですが、もしかしたら、7月に入ってからになるかもと思っています。
・デフォルトでもユーロは最終的に上昇か
ただ、デフォルト等、ネガティブな決定がなされた場合は、ユーロは一時的に売られるでしょう。ただ、これで悪材料出尽くしと相場は感じ、ユーロは上昇に転じるのではと思っています。最近のユーロ安の影響から、ドイツだけでなく、フランス、イタリアまでも景気の回復がみられてきました。そもそも、膨大な経常黒字を抱えている地域であるうえ、インフレ率も低いので、通貨は強くなりやすいです。ユーロ・ドルが1.1500ドルをしっかり超えてくると、上昇トレンド入りの可能性が高まるとみています。
それでは、22日から主なイベントです。
—【22日】————————————————————–
日本チェーンストア販売額(5月)
トルコ消費者信頼感指数(6月)
クーレ欧州中銀(ECB)専務理事 講演
トリシェ前ECB総裁 講演
ユーロ圏緊急首脳会議
米中古住宅販売件数(5月)
カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
—【23日】————————————————————–
豪住宅価格指数(1Q)
中国HSBC製造業購買担当景気指数(6月)
トルコ政策金利(トルコ中央銀行)
第7回米中戦略・経済対話(-24日、ワシントン)
米耐久財受注(5月)
米住宅価格指数(4月)
米新築住宅販売件数(5月)
—【24日】————————————————————–
日銀金融政策決定会合議事録(5月21-22日分)
独ifo景況感指数(6月)
米MBA住宅ローン申請指数(抵当銀行協会)
トルコ設備稼働率(6月)
米GDP確報値(1Q)
コンスタンシオ欧州中銀(ECB)副総裁 パネル討論会出席
—【25日】————————————————————–
ヌイ欧州中銀(ECB)銀行監督委員会委員長 欧州議会出席
EU首脳会議(-26日、ブリュッセル)
コスタ・ポルトガル中銀総裁 講演
ジョルダン・スイス国立銀行(SNB)総裁 講演
タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事
米個人所得・支出(5月)
米新規失業保険申請件数
パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事 講演
シェンブリ・カナダ中銀(BOC)副総裁 講演
—【26日】————————————————————–
NZ貿易収支(5月)
日本雇用統計(5月)
日本有効求人倍率(5月)
日本勤労者世帯家計調査(5月)
日本消費者物価指数(5月)
仏消費者信頼感指数(6月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(6月)
カーニー英中銀(BOE)総裁 講演
ジョージ米カンザスシティ地区連銀総裁 講演
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
http://ing.forexnote.jp/calender.php
それでは、みなさんよい週末を!