☆IMFがギリシャの提案を評価中、ユーロドルの1.1500超えには注意
- 2015/6/22
- 佐藤りゅうじブログ

ユーログループ会合が終わった。IMFがきのうまとめたギリシャの提案を検討しているようだ。ユーログループとしても、週内に再度、会合を開き、検討をするようだ。ギリシャ問題も大詰めに入ってきたが、トレードする身としては、食傷気味だ。もう、チプラスの名前も聞きたくない(笑)。政治ネタで右往左往するのは、つらい。水面下では、既に多くのことが決まっているのかもしれないしね。
・ユーロ・ドルの1.1500ドル超えに注意
さて、何が飛び出してくるのか分からないものに怯えても仕方ないので、何が出てきていいように対応だけは考えおきたい。正直にいって、わからない時はやらないという選択肢は賢明だと思う。取引をしなければ、虎の子の投資資金を減らすこともないまた、これだけ、時間をかけた相場なので、トレンドがはっきりしてからポジションを取っても十分に間に合うだろう。よって、個人的には、状況をみてから手を出すのが一番いいと思っている。
では、何を持ってトレンドの発生とみなすかだが、今回の相場では1.1500ドルの超えれるか否かが重要だと考えている。チャート的には、1.1500ドルを超えると、1.20ドルを目指した流れになっていきそうだ。19日に発表された、CFTC建玉明細をみると、ネットではユーロショートが大きく減少しているが、グロスの買いも増えている。つまり新規の買いが入ってきている。買い方は、5月15日、6月18日と2度失敗した1.15ドル超えとなれば、一気に攻勢に出てくる。逆に、1.15ドルを超えられないのなら、この水準をバックに売りに選択肢もありだ。
なお、もしオプションが使えるなら、アウト・オブ・ザ・マネーのコールとプットを1単位ずつ購入する、いわゆるロングストラドルも有効だろう。