<雑感>ダウ8日続落、でもまだ楽観的?
- 2018/6/22
- 佐藤りゅうじブログ

ダウ平均株価が8営業日続落となっている。ダイムラーが利益予想を下方修正するなど、製造業を中心に米中通商摩擦の影響が広がっているようだ。自動車産業はすそ野が広いので、今後も様々な企業に影響が出てきそうだ。ダウの値動きとしては、8営業日続落だが、下げ幅は1008.55ドル、約3.9%の下落だ。8日続落にしては、下げが限られている。まだ、楽観的な見方も多いようだ。恐らく、押し目買いも多く入っているだろうから、2万4000ドル、さらには年初来安値の2万3344.52ドルを割ってくるような局面があれば、要注意かと思う。押し目買いが、次の下げのエネルギーになる。
一方、為替だが、ユーロ、ポンド、オージーなど主要通貨が戻り場面となっている。ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルは、今週、対ドルで年初来安値を更新しており、ショートが溜まっていたとみられることから、週末ということもあり、ショートカバーが中心だとみる。材料らしい材料は出ていない。その意味では、戻り売り場面かと思う。
ドル円だが、動きが緩慢だ。昨日、一昨日と上値を試しまたが、上値は重かった。昨日、一昨日とかなり買っていたようなので、そろそろ買い玉が溜まってきたように見受けられる。次の下攻めで、109.50付近をしっかり割ってくるようなら、売り圧力が強まりそうだ。昨日も述べたが、ドル円は、今月に入ってから、NYクローズは、109&110円台だけ。NYクローズで、ブレークした方に走りそうだ。ただ、上記したように、買いポジションが溜まっているとみられることから、方向性としては、下方ブレークした方が値動きはよくなりそう。NYクローズでの109円割れには、注意しておきましょう。来週あたりあるかな~。
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