7月11日のポイント・・・ドル円、108円割れに注目
- 2019/7/11
- 佐藤りゅうじブログ

注目されたパウエルFRB議長の議会証言は、ハト派的な内容だった。企業の設備投資の伸びは、恐らく貿易を巡る懸念から「著しく鈍化」と述べたうえ、「インフレ低迷が足元の予想より長引くリスクがある」とも語り、利下げ示唆と言ってもいいだろう。これを受けて、為替市場は、ドル売りとなった。ただ、値幅的には、ドル円で64銭しかなく、パウエルさんでも走らず!といった感じだ。まぁ、これで108円を割ってくると、多少は動きそうなので、そちらに期待。しかし、ドル円は、やはり売りに分があるね。
7月11日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
8:01
英6月RICS住宅価格
予想-12%(前回-10%)
15:00
独6月消費者物価指数確報値
前日比:予想0.30%(前回0.30%)
前年比:予想1.60%(前回1.60%)
独6月EU基準消費者物価指数確報値
前日比:予想0.10%(前回0.10%)
前年比:予想1.30%(前回1.30%)
16:00
トルコ5月経常収支
予想2億8000万(前回-13億3000万)
21:30
加5月新築住宅価格指数
前月比:予想0.10%(前回0.00%)
前年比:予想0.20%(前回0.10%)
米6月消費者物価指数
前月比:予想0.00%(前回0.10%)
前年比:予想1.60%(前回1.80%)
コア/前月比:予想0.20%(前回0.10%)
コア/前年比:予想2.00%(前回2.00%)
米新規失業保険申請件数
予想22万1000(前回22万1000)
22:10
デベル豪中銀(RBA)副総裁 講演
23:00
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 議会証言
0:10
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 講演
1:15
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
1:30
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演
2:00
30年債入札(160億ドル)
2:30
クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長 講演
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 講演
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