☆FOMCを終えて、ドル円のショートに陽が当たるか

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注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、利上げが見送られました。事前予想では、「見送り」が「利上げ」をわずかに上回っていたようなので、予想通りと言っていいのかもしません。しかし、これで10月、12月とFOMCを迎えるたびに、市場は混乱するでしょう。市場を安定させるという意味では、以前、この欄で書いたように、利上げをして、ハト派な声明文でマーケットを鎮めた方がよかったかと思っています。「利上げ見送り」+「ハト派的声明」は、ある意味、ショッキングでした。

・いずれは利上げでドル円上昇というが・・・
利上げ見送りを受けたマーケットですが、何と、株式市場は先行きの不透明感から下落、これを受けて債券高(利回りは低下)、そして債券高からドル売りとなっています。利上げ見送りでドル売りというのは、素直な反応と言えるでしょう。ただ、短中期的には、いずれFRBは、利上げに動くので、相場が落ち着けばドル・円は上昇するとの見方が多いようです。

金利差という面だけを捉えれば、確かにそうなのですが、今回のFOMC声明文やイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を聞いていると、予想以上にインフレ率に拘っているように見受けられます。2016年のインフレ率の予想が1.6%となっているのですが、中国経済の減速など、世界の需要が緩んでいることを考えると、現実離れした数値にみえます。この現実離れした数値を実現するには、原油などのエネルギー価格の急騰が起これば、現実味が増します。そして、もう一つ、大きな効果が期待できるのが、通貨安です。米国企業の4-6月期決算で、「ドル高分を差し引けは、本当は・・・利益があった」という文言を頻繁に眼にしたの思い出します。

・FRBが通貨安誘導?

FRBが、「ドルが過大評価されている」と大声で言うことは、現時点ではないと思いますが、通貨安に誘導する可能性は否定できません。FRBが、年内の利上げの可能性は低いというニュアンスを醸し出せば、かなり効くと思います。ドルロングは、注意が必要になったと思います。特に、これまで、ドル円のロングは、中長期的には、よく機能しました。ただ、今回のFOMCは、その流れに変化を与える可能性があります。個人的には、ドル円のショートが、以前よりも効率よく取引できるように感じるFOMCでした。


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