☆ギリシャ支援合意見送り、ユーロポンド反発の狼煙待ち

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11日の欧州財務相会合は、予定通り?ギリシャ支援合意は見送りとなった。IMFへの今回の支払いについては、見通しが立っていたようだし、10日にはドイツのショイブレ財務相が「(11日に開催する財務相会合では)すべては解決しない」と述べており、きのうの会合で最終的な合意に至らないことは、ほぼ決定的だった。ギリシャのバルファキス財務相も会合に財政改革案を持参してなく、債務者のギリシャはその気もなかったようだ。ちなみに、次回、会合の予定は立っていない。

・ユーロが弱いには違和感
為替市場も「合意なし」を見越して、東京からユーロ売りだった。朝方の1.12ドル付近からお昼過ぎには、1.1133ドル前後に下落していた。だが、欧州早朝勢は、ユーロ買いから参戦し、1.1196まで担ぎあげた。ただ、その後の買いは続かず、NY中盤に1.1131まで下落した。通信社の市況などでは、これらの動きを「ギリシャ問題で上値が重い」とか書かれている。

ただ、実際、取引をしていて思うのは、確かにユーロの上値は重いのだが、それはギリシャ問題ではなく、人気がポンドに集中し、ユーロ・ポンドの下げ(ユーロ売り・ポンド買い)がユーロの足を引っ張られているように感じる。ユーロの材料で売られるなら、東京時間の安値近辺で下げ止まらず、もっと欧州勢やNY勢が突っ込んで売ってもいいはずだ。いまの、値動きをみていると、どうも、ユーロは、中期的にはまた反発をするような気がしてならないのだ。タイミング的には、ポンドの材料でユーロが売られているなら、ユーロ・ポンドの反発がユーロ買いの狼煙になるかとみている。保守党単独過半数のハネムーンもそろそろあけるだろう。

・ギリシャ問題の行方
もっとも、現在、ユーロにとっての最大の懸念材料でギリシャ問題が、ユーロからの離脱というハードランディングをするようなら、ユーロがパニック的に一時売られるだろう。ただ、欧州的と言っては語弊があるかもしれないが、時間をかけながら、白黒つけずに、三方一両損のような形で、目先を乗り越えていくとみている。ユーロの発足の目的自体が、欧州圏の戦争回避であることを考えると、ドイツが割を食わされそうではある。

 

※当記事の内容は、執筆者の個人的な意見、見解であり、エイチスクエア株式会社としての見解ではありません。

 


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