貿易が成長の足かせ、今回の米貿易赤字は…

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日本時間7日21時30分に4月の米貿易収支が発表されます。大方の予想は、892億ドルの赤字と過去最大の赤字額となった前月からは縮小するとみられています。

ここのところ、輸入品に対する旺盛な需要が存在していることが示されており、貿易赤字の早期縮小は難しいとみられています。米第1四半期GDPでは純輸出がマイナス成長の主因となっており、当面、純輸出が成長の足かせとなる可能性が指摘されています。ただ、中国のロックダウンの影響から今月は貿易赤字の縮小が見込まれているようです。

◆米貿易収支(International Trade in Goods and Services)とは

米貿易収支とは、米国の政府と民間が行った財の輸出入に関する統計で、輸出された額と輸入された額の差額を表します。輸出金額(受取額)が輸入金額(支払額)を上回るときは貿易黒字、その逆は貿易赤字となります。貿易収支は、経常収支(貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支)のなかで、外国為替市場で最も注目される指標です。一般に報道されるのは、財とサービスの国際収支ベース(季節調整済み)で、米商務省経済分析局(BEA:Bureau of Economic Analysis)が公表します。

米国の貿易収支に関わるのは、ドルの強さといわれています。一般的にドルが弱いときには、国外からは米国産のモノが安くなり、米国内では外国産のモノが高くなるため、輸出が増えて輸入が減り、貿易赤字が縮小します。ドルが強いときには、逆の動きになります。このように、長期的な観点から実体経済の変化が為替レートに反映されてきます。また、為替レートの動きを理解するためには、米国で何が起こっているのかを把握するのと同時に、米国の主要な貿易相手国の状況についても知るということが大事になってきます。

米国は、1970年代に貿易収支が赤字化し、近年に至るまで大きく拡大しています。この背景には、GDPの約7割を占める旺盛な消費によって、消費財の輸入規模が大きいためと考えられます。また、国際的な信用力の高さによる通貨高、賃金や生産コスト高による製造業の競争力の低下が輸出の減少、輸入の増加を招き、赤字の要因になっているとみられています。

発表元:https://www.bea.gov/
リリース日:https://www.bea.gov/news/schedule


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