製造業の生産活動は?

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日本時間17日22時15分に5月の米鉱工業生産・設備稼働率が発表されます。大方の予想では、鉱工業生産は前月比0.4%上昇、製造業生産は同0.3%上昇、設備稼働率は79.2%となっています。

米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げによる景気後退懸念が台頭していますが、今後景気に対する期待感が高まってくるようであれば、設備稼働率が上昇傾向にある時、キャタピラー(CAT)やカミンズ(CMI)、フルアー(FLR)、ABB(ABB)などの工業用機械の製造・販売を行う企業に注目してみても面白いでしょう。

◆米鉱工業生産指数(Industrial Production Index)とは

GDPの1割以上を占めるといわれる米国の鉱工業企業(製造業、鉱業、公共事業)の生産高を示す指標で、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表します。

基準時点(現在は2017年)を100として比較した指数で示され、前月比で何ポイント増減したかが注目されます。米国の製造業の生産活動の状況、設備投資の状況を反映しているため、生産動向をはかるうえで重要視されています。

また、総合指数のほかに、産業別、財別のグループ別の数字も公表されます。業種別の細かいデータが公表されるため、個別業種の生産動向を知ることができます。

◆設備稼働率(Capacity utilization)とは

同時に発表される設備稼働率は、理論的な最大生産能力(すべての工場の設備をフル稼働させた場合に生産できる量)に対する実際の生産量の比率を示す指標です。

この指標は製造業の状況を知るうえで非常に役立ち、設備稼働率が高い水準であれば、企業が機械などの資産を無駄に寝かせていないと捉えられ、製造業は好調であると考えられます。また、生産量が生産能力の限界に近づくにつれ(一般的に設備稼働率が80%を超えてきた時)、企業の設備投資が活発化するほか、新規雇用の可能性が高まるため、景気の先行きを知るうえで参考になります。

なお、設備稼働率が一定の高さになってくると、原料価格の上昇を誘発するといわれています。設備稼働率が高い時はモノが売れている状態であり、多くの企業はさらに高い値段でモノを売ろうとします。そして、価格転嫁を行うと、結果的に原料コストの増大を招くことになります。

発表元:https://www.federalreserve.gov/default.htm
リリース日:https://www.federalreserve.gov/releases/G17/default.htm


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