物価上昇圧力一服予想も当面は高止まりか?

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日本時間10日21時30分に7月の米消費者物価指数が発表されます。CPI総合の大方の予想は、前月比0.2%上昇、前年比8.7%上昇、CPIコアは前月比0.5%上昇、前年比6.1%上昇となっています。

今回のCPIでは、原油価格の下落から総合の低下が予想されていますが、市場では先日の雇用統計で平均時給が上昇したため、エネルギー価格の上昇だけでなく、より構造的なインフレに陥っている可能性があるとして、コアが注目されています。

また、日本時間11日21時30分には7月の米生産者物価指数が発表されます。PPI(最終需要)の大方の予想は、前月比0.2%上昇、前年比10.4%上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたPPIコアは前月比0.4%上昇、前年比7.6%上昇となっています。

今月発表されたISM製造業と非製造業の支払価格指数をみると、製造業が2020年8月以来、非製造業が2021年2月以来の水準に低下しています。また、NY連銀の7月のGSCPIは+1.84と2021年1月以来の水準に低下しているなど、コスト・プッシュ・インフレ(供給側に起因したインフレ)は緩和傾向にあることが示唆されています。

ただ、先週末に発表された米雇用統計では、時間当たりの平均賃金が前月比0.5%上昇、前年比5.2%上昇と、予想を上回る伸びが示されており、労働市場を要因としたインフレには一服感がありません

最近の原油や小麦などの一次産品価格の下落やガソリン価格の下落が続いていることから今月の物価上昇圧力は減速することが見込まれますが、賃金や賃料などの上昇が一服するまでは、インフレは高止まり状態が続きそうです。

発表元:https://www.bls.gov/
リリース日:https://www.bls.gov/schedule/news_release/ppi.htm


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