きょうの戦略＄／￥＝111.25（10月6日)
TSR : 111円25銭
本日の予想レンジ : 110円80銭-111円80銭 (ドル強レンジ)
前日の実績レンジ : 110円87銭-111円56銭-111円46銭 （05日 close)

頭を冷やせば、米議会が債務上限超えの問題は民主党内の中道派と極左の対立も原因のよう。米議員の誰も米国家のディフォルトを願うものはいない。原油、ガス等の価格上昇も自給国の米国では問題でない。恒大問題も中国の石炭不足（発電源）も国際的懸念ではない。テーパー実施もFRBの柔軟対応が期待できる。すなわち世界的株価下落は一時的な現象と考えたい。ただ、増税大好き財務省（不況ほど天下り先が増える）とずぶずぶの岸田君に対する市場の懸念は見ての通り。非製造業景況指数は61.9と7月来で最高。

デルタ型ウィルス感染再拡大への懸念とワクチン摂取状況と、逐次発表される米経済指標の結果次第で、金融市場が上下に揺れる状況は引き続き継続中。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、111円47銭時点でドルの買い持ちは46%と0% up。 EUR/JPYは129円34銭時点でユーロの買い持ちは46%と1% up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。