きょうの戦略＄／￥＝113.37（11月9日)
TSR : 113円37銭
本日の予想レンジ : 113円00銭-113円90銭 (ドル弱レンジ)
前日の実績レンジ : 113円67銭-113円08銭-113円24銭 （08日 close)

NYに入り、本日の前半の相場展開は、労働市場の改善が示された米10月雇用統計を受け、さらなる最高値を目指す展開が予想されてスタートし、米長期金利は上昇気味となった。バイデン米政権が、米下院が１兆ドル規模のインフラ投資法案を可決し、1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案の採決を待つことになった事で、テーパーリングの実施より、ドルのバラマキの懸念が台頭し、対円でドルが弱含みとなってきた。

その後、パウエルFRB議長は、「パンデミック、女性労働者に最も影響を与えた。労働市場に復帰が不可能な人も」という弱者の目線が金融政策に与える影響に注目。相場はX’masへ向かってリベンジ消費で活性化しそう。

デルタ型ウィルス感染再拡大への懸念はまだ継続しているが、ワクチン摂取進行状況と、逐次発表される米経済指標の結果次第で、金融市場が上下に揺れる状況は引き続き警戒。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、113円21円でドルの買い持ちは48%と1% down。 EUR/JPYは131円14銭時点でユーロの買い持ちは48%と0% down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。
なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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