TSR:115円10銭
本日の予想レンジ:114円70銭-115円50銭(ドルレンジ)
前日の実績レンジ:115円56銭-114円65銭-114円85銭(04日 close)

米国市場に入り、ロシア、ウクライナ間の紛争は、ロシアの前線への補給時間稼ぎのようで、主張に大きな隔たりがあり、合議に至る気配はすぐにはなさそうだ。いずれにせよ、決着の見通しがつくまで欧米の株価は不安定で推移し、エネルギー価格が政治紛争要因ですでにかなり高騰しているが、紛争による供給不安とコロナによる流通不安が高騰の原因で、通常のインフレ要因と異なる為、FRBの当初の利上げ政策は微調整が必須で0.25%の上げで様子見か。

実際債券利回りは一気に上昇ではなく、ふらつき始めている。発表された米経済指標、米2月非農業部門雇用者数は67.8万人と予想の+41.8万人を超える好結果で、ドルが買われたが、ダウ平均は下げ基調が止まらず、米債券利回りは下げる一方、オミクロンの感染状況と特効薬開発状況、ウクライナ紛争。逐次発表される米経済指標の結果次第という複雑な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、114円85銭でドルの買い持ちは49%と0%down。 EUR/JPYは125円07銭時点でユーロの買い持ちは44%と2% down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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