TSR:123円15銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:122円40銭-123円40銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:124円31銭-121円98銭-122円87銭(29日）

欧州時間では、露ウ五度目の停戦協議のニュースで、有事のドル買い後退し、ドル・円122.50円まで急落。米10年債利回りは2.40%割れ水準まで低下幅を拡大。原油一時100ドル割れ。インフレ懸念後退。米国市場では、米連邦住宅金融局(FHFA)の1月住宅価格指数は予想を上回り、前月比+1.6%となり、ドル円123円直前まで一時反発。米3月消費者信頼感指数は予想を上回り107.2となり、米2月JOLT(求人労働移動調査)求人件数は予想を上回り1126.6万件、過去最高レベルでダウ続伸、ドル円続落一時122円割れ、と前日の反動で行って来い。FRBの引き締め加速を正当化。

米国FRBは今後も米金利は段階的に上げていく姿勢は堅く、基本ドル買いは強い。FRBの次の利上げは5月に0.5%か。オミクロンの感染状況と特効薬開発状況、ウクライナ紛争。逐次発表される米経済指標の結果次第という複雑な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。「量的質的金融緩和策」路線の黒田総裁は後、丸一年任期あり、円安継続か?
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、122円95銭でドルの買い持ちは56%と1% down。 EUR/JPYは136円42銭時点でユーロの買い持ちは56%と0% down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

「FOREX NOTE 為替手帳 2022」の好評発売中！！！
今年もよろしくお願いいたします。
ご購入はこちらから↓↓↓