TSR:122円25銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:121円55銭-122円35銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:123円21銭-121円31銭-121円81銭(30日）

欧州時間では、露ウの停戦協議への期待と不安が続き、有事のドル買いがやや後退し、ドル・円121.80円前後でスタート、ユーロも買い戻し傾向。米10年債利回りは2.40%下回り小動き。原油再び一時109ドル近くまで上昇。米国市場では、米3月ADP雇用統計(民間雇用者数)は予想を上回り、+45.5万人となり、ドル円122円14銭まで一時反発。しかし、米10-12月期GDP確定値や個人消費確定値が予想を下回り、121円後半に下げて伸び悩む。ダウも冴えない。

FRBは今後も米金利は段階的に上げていく姿勢は堅く、基本ドル買いは強い。FRBの次の利上げは5月に0.5%か。明日4月1日発表の良好予想の雇用統計に注意。オミクロンの感染状況と特効薬開発状況、ウクライナ紛争。逐次発表される 米経済指標の結果次第という複雑な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。「量的質的金融緩和策」路線の黒田総裁は後、丸一年任期あり、円安継続か?

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、121円95銭でドルの買い持ちは55%と1% down。 EUR/JPYは136円11銭時点でユーロの買い持ちは55%と1% down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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