TSR:123円75銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:123円50銭-124円20銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:123円47銭-124円05銭-123円70銭(06日）

欧州市場では、ウクライナ紛争に解決の見込みが立たず、ドル金利も高値どまりで、EU主要株価指数は軒並み下落。ダウはオープンでは、300ドル近く下落。ロシアCDS(クジット・ディフォルト・スワップ)99%の確率で年内にデフォルト。ロシアばかりでなく、世界経済が　リセッションに陥る可能性が大。米国市場では、5月FOMCでの50BP利上げの確率高まったと見られる。さらに、5月にバランスシート縮小開始が始まりそうだ。ドル強含みの傾向続行か。発表されたFOMC議事録が想定内だったことで、ダウは一時、70ドル安まで戻し、ドル円 は123円47銭まで下落、米債券利回りは低下、その後回復。しかし、FRBは今後も米金利を段階的に上げていく姿勢は堅く、結果ドル買いは強くダウは天井から徐々に遠のきそうだ。　ドル円は経常収支の回復傾向で円安ピーク近し。オミクロンの感染状況と特効薬開発状況、ウクライナ協議の決着状況。逐次発表される米経済指標の結果次第という多元的な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。「量的質的金融緩和策」路線継続の黒田総裁はまだ丸一年任期あり、円安放置か?

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、123円85銭でドルの買い持ちは57%と 0%　up。　 EUR/JPYは134円90銭時点でユーロの買い持ちは53%と0% up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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