TSR:123円80銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:123円65銭-124円65銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:123円67銭-124円68銭-124円29銭(08日）

欧州市場では、米10年債利回り2.7%まで上昇し2019年3月以降3年ぶり高水準となった。ドル・円一時124.40円まで急伸。ユーロ・ドルは1.0848ドルまで下落し1カ月ぶりの安値を更新した。ダウは前場で、一時250ドル近く上昇。ドル指数も一時100を超え2020年5月来の高値。米2月卸売在庫改定値は予想を上回り、前月比+2.5%となり、FRBの引き締め加速の思惑で、ドル円一時125円に迫る勢い。ロシア高い確率で年内にデフォルト。そうなれば、世界経済がリセッションに陥る可能性が大。しかし、FRBは今後も米金利を段階的に上げていき、バンランスシート縮小の姿勢は堅く、結果ドル買いは強く、ダウは天井から徐々に遠のきそうだ。ドル円は経常収支の回復傾向で円安ピーク近し。まだ見えないのがオミクロンの感染終結とウクライナ協議の決着状況。逐次発表される米経済指標の結果次第という多元的な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、124円29銭でドルの買い持ちは57%と0%　up。 EUR/JPYは135円18銭時点でユーロの買い持ちは53%と0% up。

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