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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=128.50(4月21日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=128.50(4月21日)
- 2022/4/21
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:128円50銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:127円40銭-128円60銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:127円60銭-129円40銭-127円76銭(20日)
前日東京市場オープン前にドル円が129円40銭まで急落し、20年ぶりに9円台を付けたが、米債券利回りの低下と利食い売りでずるずると下がり、NY市場オープン時には一時127円50銭まで円は反発した。FRBの引き締め、利上げ政策遂行となると130円も見えてきたが、ドル円の日銀ドル売り介入のうわさも現実味を帯びてきたことも急反発の原因の一つと思われる。しかし、円安傾向の流れはまだ終わりではなさそうだ。
この日発表された3月米中古住宅販売件数は前月比‐2.7%の577万戸と市場予想通り2月から若干減少した。金利高傾向が今後販売件数にも影響が出そうだ。FRBは今後もさらに米金利を段階的に上げていく公算高く、バンランスシート縮小の姿勢も堅く、結果ドル買いは根強く、五月に0.5%の利上げを先取りしつつあり、ダウの天井は頭打ちとなり、35000ドル前後で上下に揺れながら、直近の最高値から離れたとことでの攻防戦か。
まだ見えない不安要素は、コロナの新変異種の感染終結と露ウ紛争の決着の行方。逐次発表される米経済指標の結果次第という多元的な要素の中で、金融市場が上下に揺れる状況に引き続き警戒。今のところ日銀は緩和政策(円安要因)に変更はなさそうだ。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、127円90銭でドルの買い持ちは60%と2% down。 EUR/JPYは138円80銭時点でユーロの買い持ちは57%と1% down。
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