TSR：127円60銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：127円20銭-128円20銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：128円06銭-127円15銭-127円94銭(23日）

欧米の市場では、特に重要な経済指標の発表はなく、株式市場、債券市場、為替市場が前週の引け値からやや強気の相場に戻りつつある。需給や投資の思惑の動きによって、やや反発気味に小幅に上下に動く相場展開に終始した。ダウは再び上昇、金利はやや上昇、為替はドル底堅く下げ止まりの動き。

ウクライナ情勢はややロシアがやや押され気味な展開になってきたが、情勢は混とんとして長期戦になりそうで変わらず。中国がゼロコロナ政策でGDPが確実にマイナス。世界経済への悪影響の波及が懸念される状況継続。

—今晩の注目データと発言—
23:00　米国：4月新築住宅販売件数(年率換算件数)予想：75.0万件
23:00　米国：4月新築住宅販売件数(前月比)予想：－1.7%
25:20　米国：パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

FRBの対インフレ対策のためパウエル議長の話では6月に0.75%up説は消えたが、連続0.50%upの利上げに踏み切るかどうか、少し怪しくなってきた。いずれにせよ、世界の株価の上値は基本重く、ダウは31千ドル-35千ドルのレンジに留まりそうだ。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、127円90銭でドルの買い持ちは56%と0%up。EUR/JPYは136円85銭時点でユーロの買い持ちは57%と2%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回わって終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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