TSR：131円15銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：131円40銭-132円40銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：130円43銭-132円04銭-131円89銭(06日）

この日は、米経済指標の発表はなかったが、3日の米雇用統計の好調な数値の影響で、ドルが強含みを維持、米金利は前日からやや下げたが、高値をキープ、ダウ平均は一時直近の高値を更新したが、結局前日引け値近くまで下げて終了。

中国がゼロコロナ政策でGDPが確実にマイナス。都市封鎖に近い約二ヵ月のゼロコロナ政策は6月に徐々に解除に向かい始めたが、世界経済への悪影響の波及が今後懸念される状況継続に警戒。

いずれにせよ、FRBは6月7月と連続利上げ強硬策変わらず、米国の株価の上値は重くダウは31千ドル-34千ドルのレンジ内に当面は留まりそうだ。一方日本の金融政策は相変わらず、緩和基調のままであることから、日米の金利差は拡大、有事の円買いは終了し円安傾向はまだ持続するようだ。

※個人投資家のUSD/JPYのポジションは、131円95銭でドルの買い持ちは61%と2%up。EUR/JPYは141円10銭時点でユーロの買い持ちは62%と2%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。