板垣哲史－きょうの戦略＄／￥＝134.40（6月14日）

TSR：134円40銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：133円60銭-134円60銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：135円20銭-133円59銭-134円42銭(13日）

NY市場では、主要経済指標の発表はないが、今週予定されているFOMCを警戒したリスク回避の動きが優勢となり、不安定な相場展開。米2年債利回り3.41%と五年ぶりの高水準、10年債利回りは3.43%と2011年来の高水準。ドル円一時135円と、24年ぶり安値更新。

日米金利差を注視しその傾向が開く方向である限りドルロングを維持すべきであろう。今後日米金融政策による金利差に注目。同時に日銀のドル売り介入による急変に警戒。

中国が再び、上海が経済封鎖を再開させたことや、暗号資産市場の急落による追加証拠金の必要性など不安リスク要因再燃。かつて巨額な貿易黒字時代の下で流行った「有事の円買い」と言われた時代には至らないようだ。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円40銭でドルの買い持ちは64%と0%up。EUR/JPYは139円92銭時点でユーロの買い持ちは62%と2%down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。

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