TSR：132円90銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：134円20銭-135円50銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：132円18銭-135円23銭-134円88銭(17日）

NY市場では、前日FF金利が意外にも0.75%上げられたことで、ドル円はBOJの緩和策続行で、一時5円台へ復帰、ダウは米金利ジリ上がりで、資金シフトからずるずると3万ドル以下まで売られた。

米5月鉱工業生産前月比+0.2%と予想を下回り、米5月設備稼働率も予想を下回り、79.0%となった。米・5月景気先行指数は予想と一致するも前月比－0.4%。

以上のように、この日に発表された米経済指標もインフレに追い打ちをかけるように軒並み悪い数値となりマイナスが加速し、ダウ平均3万割れから復帰できなかった。ドル円は日米の金利差拡大で再び135円台に一時戻るも下落。日本株は緩和政策続行も冴えない動き。

中国が再び、上海が経済封鎖を一部再開させたことや、暗号資産市場の急落による追加証拠金の必要性など世界不安リスク要因は引き続き警戒。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円88銭でドルの買い持ちは64%と3%up。EUR/JPYは141円62銭時点でユーロの買い持ちは63%と2%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。