TSR：135円25銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：134円45銭-135円45銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：136円24銭-134円27銭-134円94銭(23日）

海外市場では、この日発表された米経済指標は軒並みさえない数値で、ドルは売られ、米金利ジリ下がり、ダウ平均は、辛うじて若干のプラスと全般に、覇気のない動きに終始した。この日は、米金利の上昇基調、ドルの強含みの動きが、冴えない米経済指標の結果を受けて、小休止となったような動きだった。

米経済指標
・米週次新規失業保険申請件数：22.9万件万件(予想：22.6万件)
・米・1-3月期経常収支：-2914億ドル(予想：-2750億ドル)(経常赤字幅は過去最大を記録)
・米6月製造業PMI速報値：52.4(予想：56.0、5月：57.0)(新型コロナにより経済封鎖入りした直後の20年7月来で最低)

FRBは6月のFOMCで0.75%の利上げを実施後、7月も同水準の利上げ、9月、11月にそれぞれ0.5%の利上げを実施し、年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を3%-3.5%にする政策に変化なし?

中国の厳しいゼロコロナ政策による世界景気回復の遅れや、暗号資産市場の急落による追加証拠金の必要性など世界不安リスク要因には引き続き警戒。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円85銭でドルの買い持ちは63%と2%down。EUR/JPYは141円95銭時点でユーロの買い持ちは62%と3%down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。