TSR：135円75銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：135円55銭-136円55銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：135円11銭-136円38銭-136円20銭(28日）

海外市場では、この日発表された米経済指標は予想より悪い数値となったが、ドルは強含みドル円は一時136円32銭へ、米債券利回りは一時若干上昇したが、ダウ平均は景気減速への懸念がやや緩和されプラスのスタートとなったが、日中徐々に下げ500ドル近い下げで終了。

※米経済指標結果
・米4月FHFA住宅価格指数：前月比+1.6%　(予想:+1.4%)
・米6月リッチモンド連銀製造業指数：‐19　(予想:-5、5月:-9)
・米6月消費者信頼感指数：98.7　(予想:100.0、5月:103.2)

FRBは6月のFOMCで0.75%の利上げを実施後、7月も同水準の利上げ、9月、11月にそれぞれ0.5%の利上げを実施し、年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を3%-3.5%にする政策に今のところ変更はないようだが、締め過ぎの感もあるが。

中国の厳しいゼロコロナ政策による世界景気回復に水を差す恐れもある。コロナ禍、ウクライナ紛争の終結の目途立たず、不安要因。また、暗号資産市場の急落後低迷による追加証拠金の必要性など世界経済の不安リスク要因になることから、引き続き警戒。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円10銭でドルの買い持ちは65%と1%up。EUR/JPYは143円20銭時点でユーロの買い持ちは66%と0%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。