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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.38(6月30日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.38(6月30日)
- 2022/6/30
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円38銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円00銭-137円00銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:135円78銭-137円00銭-136円63銭(29日)
海外市場では、FRBのパウエル議長がECBフォーラムでの各国中銀総裁の討論会で、最大のリスクが物価安定を元に戻すことに失敗することで、インフレ抑制を最優先課題にしていくことを再確認。米国経済は引き締めに耐えうるほど強いとの見解を繰り返した。
ドル・円は137円00銭まで上昇し、24年ぶりのドル高・円安を更新!ユーロは弱含み。ダウ平均は迷いながら若干上昇で終了。
パウエルFRB議長「ドル相場に我々の責務はない!」FRBは「ソフトランディング保証できない!」だって!
※米経済指標結果
・米1-3月期GDP確定値:前期比年率‐1.6%(予想:-1.5%、改定値:-1.5%)
・米1-3月期個人消費確定値:前期比年率+1.8%(予想:+3.1%、改定値:+3.1%)
・米1-3月期価格指数:前期比+8.2%(予想:+8.1%、改定値:+8.1%)
FRBは6月のFOMCで0.75%の利上げを実施後、7月も同水準の利上げ、9月、11月にそれぞれ0.5%の利上げを実施し、年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を3%-3.5%にする政策に今のところ変更はないようだが、締め過ぎの感もあるが。
中国の厳しいゼロコロナ政策による世界景気回復に水を差す恐れもある。コロナ禍、ウクライナ紛争の終結の目途立たず、不安要因。また、暗号資産市場の急落後低迷による追加証拠金の必要性など世界経済の不安リスク要因になることから、引き続き懸念材料。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円55銭でドルの買い持ちは66%と1%up。EUR/JPYは142円60銭時点でユーロの買い持ちは65%と1%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。