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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.18(7月1日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.18(7月1日)
- 2022/7/1
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円18銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:135円65銭-136円65銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:136円81銭-135円55銭-135円71銭(30日)
海外市場では、インフレがピークに達した兆候が見られ、FRBの急速な引き締めを織り込むドル買いが円では前日の高値137円から大幅後退。米金利も下げ、ダウ平均も売られた。30日の米経済指標の結果もやや弱かった!
※米経済指標結果(30日)
・米5月コアPCE価格指数:前年比+4.7% (予想:+4.8%、4月:+4.9%)
・米5月個人所得:前月比+0.5% (予想:+0.5%、4月:+0.5%←+0.4%)
・米5月個人消費支出(PCE):前月比+0.2% (予想:+0.4%、4月:+0.6%)
・米週次新規失業保険申請件数:23.1万件 (予想:23万件、前回:23.3万件)
・米失業保険継続受給者数:132.8万人 (予想:131.8万人、前回:133万人)
・米6月シカゴ購買部協会景気指数:56.0 (予想:58.0、5月:60.3)
FRBは6月のFOMCで0.75%の利上げを実施後、7月も同水準の利上げ、9月、11月にそれぞれ0.5%の利上げを実施し、年末までに政策金利であるFF金利誘導目標を3%-3.5%にする政策に今のところ変更はないとすると、締め過ぎで景気後退の恐れもあり懸念材料。
連邦公開市場委員会(FOMC)は、日本の金融政策決定会合に相当し、連邦準備理事会(FRB)が定期的に開く会合で、FFレートの誘導目標など公開市場操作の方針を決定する。
中国の厳しいゼロコロナ政策による世界景気回復に水を差す恐れも強い。コロナ禍、ウクライナ紛争の終結の目途立たず、不安要因。また、暗号資産市場の急落後低迷による追加証拠金の必要性など世界経済の不安リスク要因になることから、引き続き懸念材料。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、135円82銭でドルの買い持ちは64%と2%down。EUR/JPYは142円30銭時点でユーロの買い持ちは65%と0%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。