TSR：138円12銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：137円00銭-138円00銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：138円88銭-137円37銭-137円45銭(21日）

欧州中央銀行(ECB)は、2011年以来で初めて政策金利を予想以上となる0.5%引き上げを決定したが、伊政局不安もあり、市場の反応は鈍く、若干ユーロが買われただけだった。NY市場では、発表された米経済指標の結果が思わしくなく、ドル軟調推移で下落。ダウ平均も一時230ドル近辺まで下げたが、米10年債が3%を切り、米金利の下げからシフトが起き、結局150ドルを超える上昇で終了。

※7月21日(木)主たる欧米経済指標の結果
・米7月フィラ連銀製造業景況指数　-12.3(予想：1.5、6月：-3.3)
・米週次新規失業保険申請件数　+25.1万件(予想：24万件、前回：24.4万件)
・米6月景気先行指数　前月比-0.8%(予想：-0.6%、5月：-0.4%)
{4カ月連続のマイナスで、予想を下回りパンデミックによる経済封鎖直後の20年4月来で最低となり、ドル売り加速}

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、137円10銭でドルの買い持ちは62%と2%down。EUR/JPYは140円20銭時点でユーロの買い持ちは62%と0%down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。