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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.39(7月29日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.39(7月29日)
- 2022/7/29
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:135円39銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:134円00銭-135円00銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:136円58銭-134円20銭-134円25銭(28日)
米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率‐0.9%と、予想外に1-3月期-1.6%に続き2四半期連続のマイナス成長で、インフレも上昇しスタグフレーション懸念も強まり、米2年債,10年債利回り共に低下。ダウ平均も小幅の下落から300ドル強上昇で終了。ドル弱くドル円は135円68銭から134円20銭まで下落し1カ月ぶり安値を更新。
※7月28日(木)主たる米経済指標の結果
・米4-6月期GDP速報値 前期比年率‐0.9%(予想:+0.4%、1-3月期:-1.6%)
・米4-6月期個人消費速報値 前期比年率+1%(予想:+1.2%、1-3月期:+1.8%)
・米4-6月期GDP価格指数速報値 前期比+8.7%(予想:+8.0%、1-3月期:+8.2%)
・米先週分新規失業保険申請件数 25.6万件(予想:25.0万件)
・米失業保険継続受給者数 135.9万人(予想:138.6万人、前回:138.4万人)
個人消費速報値は前期比年率+1.0%。予想以上に鈍化し、マイナスになった20年4-6月期以降2年ぶり最小。米経済指標は総じて予想を下回った。
FRBは9月にも再利上げを目論んでいることから、インフレ2%の目標達成が景気後退懸念より重要と考えているようだ。トランプ氏指名の理事が多数を占めているからか?
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円27銭でドルの買い持ちは56%と2%down。EUR/JPYは136円90銭時点でユーロの買い持ちは57%と2%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。