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- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.10(8月3日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.10(8月3日)
- 2022/8/3
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:132円10銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:132円80銭-133円80銭(ドル強レンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:130円41銭-133円16銭-133円12銭(02日)
前々日に先週の米GDPの2四半期連続のマイナス成長により米リセッションの可能性が濃厚になるとの思惑から急落したドル円と米債券利回りが上昇に転じ、ドル円は一時130円半ばまで売られてから133円25銭まで戻したが、ダウ平均は迷いながら結局400ドルまで下げて終了した。ユーロはロシアからのエネルギー輸入問題が尾を引き結果的に弱含みで小動きだった。ウクライナ問題、コロナ禍などで頭は重いが、今後の発表される経済指標の結果次第で揺れ動く展開が想定される。
※8月02日(火)主たる米経済指標の結果
・米6月JOLT求人件数 1069.8万件(予想:1100.0万件、5月:1125.4万件)
米6月JOLT(求人労働移動調査)求人件数は予想を下回り1069.8万件となった。
FRBは9月にも再利上げを目論んでいたようだが、前日から若干反発したもののドル安、株安、債券安の傾向が続き、9月の利上げに赤信号が点いたか。
相場の変動に与える影響は、ウクライナの情勢変化、コロナの世界的感染状況の変化、米国経済指標の予想比対結果の数値、インフレ率の変動、これらによって、為替、金利、ダウの上下の変動が影響を与える状況が続いている。現在の時点までは、上げよりも下げに警戒が強い状況が続いているようだ。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、133円49銭でドルの買い持ちは54%と2%up。EUR/JPYは135円57銭時点でユーロの買い持ちは53%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。