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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=134.50(8月8日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=134.50(8月8日)
- 2022/8/8
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:134円50銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:134円50銭-135円50銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:132円52銭-135円50銭-135円01銭(05日)
NY市場では、発表された米7月非農業部門雇用者数は予想を大きく上回り、+52.8万人となり、景気後退懸念が後退し、ドル買いが再燃、ドル・円は一時135円50銭まで上昇。ユーロ・円も136円18銭から137円76銭まで上昇し、ダウ平均株価は債券市場に資金が流れ、若干下げたが引けには+77ドル近くまで戻して終了、米国10年債利回りが一時180ポイント以上上昇し、リスク選好の動きが優勢となった。
※8月05日(金)主たる米経済指標の結果
・米7月非農業部門雇用者数 +52.8万人(予想:+25.0万人、6月:+37.2万人)
・米7月失業率 3.5%(予想:3.6%、6月:3.6%)
雇用関係の数値が予想外の好結果で、FRBの大幅利上げを正当化するばかりでなく、9月にも再利上げが断行される可能性が濃厚となってきた。むろん景気後退のリスクは残るが、FRBはバイデン民主党が11月の中間選挙で負けることを厭わないようだ。
相場の変動に与える影響は、ウクライナの情勢変化、コロナの世界的感染状況の変化、台湾有事懸念問題、米国経済指標の予想比対結果の数値、インフレ率の動向、これらによって、為替、金利、ダウの上下の変動が影響を与える状況が続いている。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円99銭でドルの買い持ちは56%と3%up。EUR/JPYは137円42銭時点でユーロの買い持ちは56%と2%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。