TSR：134円98銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：134円10銭-135円10銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ：135円58銭-134円36銭-135円04銭(08日）

NY市場では、米10年債利回りが景気減速の流れを受けて、2.77%まで徐々に利回りが低下し、それにつれてドル円は134円39銭までドルが売られ、同様にドルは対ユーロでも1.0215ドル近辺と本日のユーロ高ドル安値圏、ドル/スイスフランも0.9524フランまでドル安が進んだが、10日発表の7月米消費者物価指数はやや高い伸びとなる予想を意識して、ドルが買い戻された。

※8月08日(月)主たる米経済指標
特になし。

米長期金利がかなり落ち着きを取り戻した流れとなってきたが、FRBはまだ、9月にも再利上げを強行する可能性が高い。むろん景気後退のリスクは残るが、FRBはバイデン民主党が11月の中間選挙で負けることを厭わないようだ。

相場の変動に与える影響は、ウクライナの情勢変化、コロナの世界的感染状況の変化、台湾有事懸念問題、米国経済指標の予想比対結果の数値、インフレ率の動向、これらによって、為替、金利、ダウの上下の変動が影響を与える状況が続いている。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円99銭でドルの買い持ちは56%と0%up。EUR/JPYは137円60銭時点でユーロの買い持ちは56%と0%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。