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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=134.95(8月10日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=134.95(8月10日)
- 2022/8/10
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:134円95銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:134円60銭-135円60銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:135円20銭-134円67銭-135円12銭(09日)
NY市場では10日、本日の日本時間21:30発表される重要なインフレ指標である7月消費者物価指数(CPI)が依然として高い数値の8.7%(前年同月比)となる予想を控えていることから、ドルが若干買い戻されたが、日本時間夜のCPIの発表までは、大きくは動きづらい展開が続きそうだ。
※8月09日(火)主たる米経済指標
・米4-6月期非農業部門労働生産性速報値 前期比年率-4.6%%(予想:-4.6%)
4-6月期非農業部門労働生産性速報値は前期比年率-4.6%となった。伸びは予想通り1947年来で最大の下落となった1-3月期-7.4%から改善も2四半期連続でマイナス。前年同期比では‐2.5%。
・米4-6月期単位労働コスト速報値 前期比年率+10.8%(予想:+9.5%、1-3月期:+12.7%←+12.6%)
伸びは1-3月期+12.7%から縮小も予想を上回った。ドル・円は135円20銭まで上昇後134円90銭へ反落後135円15銭で終了。ユーロ・ドルは1.0220ドルから1.0240ドルへ上昇し、1.0215で終了した。前年比では+9.5%と、1982年来で最大。
米長期金利が前日かなり下げたが、再び上昇。FRBは、9月にも再利上げを強行する可能性が高い。むろん景気後退のリスクは残るが、FRBはバイデン民主党が11月の中間選挙で負けることを厭わないようだ。ドルも当面上昇基調か。
相場の変動に与える影響は、ウクライナの情勢変化、コロナの世界的感染状況の変化、台湾有事懸念問題、米国経済指標の予想比対結果の数値、インフレ率の動向、これらによって、為替、金利、ダウの上下の変動が影響を与える状況が続いている。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、135円14銭でドルの買い持ちは56%と0%up。EUR/JPYは137円97銭時点でユーロの買い持ちは56%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。