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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=133.65(8月11日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=133.65(8月11日)
- 2022/8/11
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:133円65銭
本日のUSD/JPY予想レンジ: 132円70銭-133円70銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ: 135円30銭-132円03銭-132円90銭(10日)
NY市場では10日米7月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る8.5%の伸びにとどまったため132.03円まで急落し、ユーロドルは米CPIの下振れをきっかけに米金利が低下したことで1.0368ドルまで上昇した。連邦準備制度理事会(FRB)の9月の大幅利上げ観測が後退しドルの売り戻しが急激に起こった。東京市場が山の日の祝日休場のため動きづらい展開が予想される。
※ 8月10日(水)主たる米経済指標
・米・7月消費者物価指数(CPI):前年比+8.5%(予想:+8.7%、6月:+9.1%)
・米・7月消費者物価コア指数:前年比+5.9%(予想:+6.1%、6月:+5.9%)
・エバンス米シカゴ連銀総裁討論会参加(経済と金融政策)
米長期金利利回りは、若干下落。FRDは、9月にも再利上げを強行する可能性が高いが、0.75upの可能性は、消滅し,0.5%の利上げが市場予想では過半数に達したたようだ。
相場の変動に与える影響は、ウクライナの情勢変化、コロナの世界的感染状況の変化、台湾有事懸念問題、米国経済指標の予想比対結果の数値、インフレ率の動向、これらによって、為替、金利、ダウの上下の変動が影響を与える状況が続いている。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、133円12銭でドルの買い持ちは52%と2%down。 EUR/JPYは136円90銭時点でユーロの買い持ちは57%と1% up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。