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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=133.82(8月17日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=133.82(8月17日)
- 2022/8/17
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:133円82銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:133円75銭-134円75銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:132円95銭-134円69銭-134円25銭(16日)
欧州市場では、独8月ZEW景気期待指数が-55.3と、6カ月連続のマイナスで、改善予想に反し7月からさらに悪化したためにユーロドルは1.0123ドルまで悪化したが、NY市場で1.0178ドルまで買い戻された。また米国市場で発表された米経済指標が7月住宅着工件数以外すべて予想を上回った。
9月のFOMCが再度利上げする可能性が高くなり、現在のところさらに0.5%上げが有力な状況となってきたが、これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるので、今後ともフレキシブルに対応を要する。
※8月16日(火)主たる米経済指標
・米7月住宅建設許可件数 167.4万戸(予想:164.0万戸、6月:169.6万戸)
・米7月住宅着工件数 144.6万戸(予想:153.0万戸、6月:159.9万戸←155.9万戸)
・米7月鉱工業生産 +0.6%(前月比予想:+0.3%、6月:-0.2%)
・米7月設備稼働率 80.3%(予想:80.2%、6月:80.0%)
発表された米経済数値は、7月住宅着工件数を除く他の数値はすべて予想を上回ったことで、10年債利回りは一時2.84%以上上昇、ドル円は134円68銭まで一上昇。ダウは200ドル以上上昇した。しかしコロナ禍であり、ウクライナ問題も長引きそうなことから、予断は許せない状況が続きそうだ。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、134円27銭でドルの買い持ちは53%と1%up。EUR/JPYは136円58銭時点でユーロの買い持ちは58%と2%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。