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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.37(8月19日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.37(8月19日)
- 2022/8/19
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:135円37銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:135円35銭-136円35銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:134円84銭-135円90銭-135円89銭(18日)
欧州市場では、ユーロ圏の深刻なエネルギー危機が警戒される中、高インフレによる域内の景気悪化が意識されやすく、ユーロは全面安の展開。NY市場では、米経済指標が、下記にあるように、まちまちな結果で、ダウ平均は若干下落、ドル円は136円台迫る勢い、米債券利回りは低下で長短逆イールド拡大で、景気減速か。
FOMCが9月に再度利上げする可能性がまだ残されており、現在のところさらに0.5%上げが有力な状況であることは変わらない。これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるので、今後ともフレキシブルに対応を要する。
※8月18日(木)主たる米経済指標結果
・欧ユーロ圏CPI(7月) 前年比+8.9%(予想:+8.9%、速報値:+8.9%)
・米新規失業保険申請件数(先週) 25万件(予想:26.4万件、前回:26.2万件)
・米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月) 6.2(予想:-5.0、7月:-12.3)
・米中古住宅販売件数(7月) 481万戸(予想:487万戸、6月:511万戸←512万戸)
・米7月景気先行指標総合指数 前月比-0.4%(予想:-0.5%、6月:-0.8%)
しかしコロナ禍であり、ウクライナ問題も長引きそうなことから、一進一退の状況が続きそうだ。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、135円84銭でドルの買い持ちは55%と1%up。EUR/JPYは137円04銭時点でユーロの買い持ちは58%と1%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。