TSR：136円45銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：136円65銭-137円95銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：135円72銭-137円23銭-136円86銭（19日）

欧州市場では、ユーロ圏の深刻なエネルギー危機が警戒される中、高インフレによる域内の景気悪化が意識されやすく、ユーロは全面安の展開。NY市場では、ダウ平均は300ドル弱下落、ドル円は一時138円台迫る勢い、米債券利回りは低下で長短逆イールド拡大で、景気減速か。

FOMCが9月に再度利上げする可能性がまだ残されており、現在のところさらに0.75%上げが有力な状況であることは変わらない。これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるので、今後ともフレキシブルに対応を要する。米リッチモンド連銀のバーキン総裁は講演で、「米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレを目標値に戻すために何でもする」と公約。すなわち、引き締めと利上げ継続。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円88銭でドルの買い持ちは57%と2%up。EUR/JPYは137円44銭時点でユーロの買い持ちは58%と0%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。