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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.70(8月25日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.70(8月25日)
- 2022/8/25
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円70銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円50銭-137円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:136円17銭-137円25銭-137円11銭(24日)
欧州市場では、ユーロは、天然ガス価格が5%前後高まで上昇していることで、一時0.9910ドルと日通し安値を付けた。同じく先行き不安が根強い英ポンドも弱く、ポンドドルは一時1.1756ドルまで下げた。
NY市場では、7月耐久財受注速報値は前月比0%となったが、輸送用機器除く耐久財受注速報値は前月比+0.3%と予想を上回った。また、製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.7%と、予想を上回った。結果、米債券利回りは上昇し、ドル買いが再燃しドル・円は136円60銭から一時137円24銭まで上昇。ユーロ・ドルは一時0.9910ドルまで下落し日中安値を更新した。
※米経済指標の発表結果:8月24日(水)
・米7月耐久財受注速報値 前月比0%(予想:+0.8%、6月:+2.2%←+2.0%)
・米7月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値 前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月:+0.3%)
・米国内総生産(GDP)の算出に用いられる7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防コア資本財)速報値 前月比+0.7%(予想:+0.5%、6月:+0.8%)
・米7月中古住宅販売成約指数 前月比-1%(予想:-2.8%、6月:-8.6%)
強気なFOMCが9月に再度利上げする可能性が高く、さらに0.75%上げが有力な状況であることは変わらない。これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるが、景気後退構わず引き締めと利上げ継続か。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、137円12銭でドルの買い持ちは58%と1%up。EUR/JPYは136円68銭時点でユーロの買い持ちは56%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。