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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.85(8月29日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.85(8月29日)
- 2022/8/29
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円85銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円85銭-137円85銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:136円26銭-137円54銭-137円52銭(26日)
NY市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派発言でドル・円137.23円、ドル急伸。米長期債券利回りは若干上昇、ダウは小幅に下落していたが、パウエル議長発言で、1000ドルを超える急落。この日の経済指標等は総じて、予想より悪かった。
※米経済指標の発表結果:8月26日(金)
・米7月個人所得 前月比+0.2%(予想:+0.6%、6月:+0.6%)
・米7月個人消費支出(PCE) 前月比+0.1%(予想:+0.5%、6月:+1.1%)
・米7月コアPCE価格指数 前年比+4.6%(予想:+4.7%、6月:+4.8%)
・米7月卸売在庫速報値 前月比+0.8%(予想:+1.3%、6月:+1.8%)
・米8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 58.2(予想:55.3)
同指数の1年期待インフレ率確報値は4.8%と、速報値5.0%から予想外に下方修正され年初来で最低。5-10年期待インフレ率確報値も2.9%と、やはり予想外に速報値3.0%から下方修正され7月と同水準となったことで原油価格が下落。
しかし、強気なFOMCが9月に再度利上げする可能性が高く、さらに0.75%上げが有力な状況であることは変わらない。これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるが、景気後退構わず引き締めと利上げ継続か。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、137円50銭でドルの買い持ちは58%と0%up。EUR/JPYは137円03銭時点でユーロの買い持ちは56%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。