TSR：138円65銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：138円30銭-139円30銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：137円37銭-139円00銭-138円74銭（29日）

NY市場では、先週末のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派発言で週明けのアジア時間から株安、ドル高、金利上昇の傾向が続いた。ドル・円一時139円タッチ、米長期債券利回りも上昇、ダウは小幅に続落。

※米経済指標の発表結果：8月29日(月)
・米8月ダラス連銀製造業活動指数　-12.9(予想：-12.2、7月：-22.6)
(4カ月連続のマイナスで予想も下回ったが、FRBの積極的な利上げを織り込み米国債相場は軟調)

パウエル議長のタカ派発言でFOMCが9月に再度利上げする可能性が高く、さらに0.75%上げが有力な状況となった。これからの経済データ等(特にインフレ市況)などの数値によって、裁量の変化が起きる場合があるが、景気後退構わず引き締めと利上げ継続か。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、138円70銭でドルの買い持ちは59%と1%up。EUR/JPYは138円70銭時点でユーロの買い持ちは57%と1%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。