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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=143.30(9月16日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=143.30(9月16日)
- 2022/9/16
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:143円30銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:143円20銭-144円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:143円80銭-142円80銭-143円47銭(15日)
アジア・欧州市場で、日銀がドルの売り介入を懸念した動きが、前日から継続し142円台から143円台の動きとなってきた。さらなる円安の可能性は依然として存在しているが、9月21日のFOMCの発表まで、次々と重要経済指標の発表が続き、その影響も大きいこともあり、日銀の介入の可能性も否定できないことから、ナーバスな状況が続きそうだ。
NY市場では、経済指標が次々と発表されたが、雇用統計はそこそこ落ち着いた動きをしているが、インフレ関係の数値は依然として、沈静化している状況にまで至っていない。利上げが今後も断続的に続くとするなら、今以上の景気後退と今以上のドル高が起こりえる可能性は否定できない。
9月20-21日のFOMCでは、3会合連続での75ベーシスポイント(BP)の利上げがほぼ確実視されてきたが、一部の理事から100BPの利上げ観測も浮上したが、今後FOMCまでの経済指標の結果いかんで、サプライズの可能性もありそうだ。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、143円32銭でドルの買い持ちは78%と0%up。EUR/JPYは143円17銭時点でユーロの買い持ちは58%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。
記載内容は、(株)日本トーマスモアコンサルティング社が独自に作成したもので無断転載は禁ぜられています。記載内容は投資判断の参考となる情報の提供を目的として作成されたもので、投資誘導を目的としたものではございません。通貨の選択、投資時期の最終決定は御自身の判断でなさるようにお願いたします。また、このレポートに関する解説者本人へのお問い合わせはお受け致しかねますのでご了承下さい。