TSR：144円45銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：143円85銭-145円35銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：144円06銭-144円91銭-144円79銭（27日）

NY市場では、米経済指標が発表されたが、中でも、9月米消費者信頼感指数、9月米リッチモンド連銀製造業景気指数、8月米新築住宅販売件数がすべて市場予想より強い結果となった。この結果を受けて、米金利が急上昇し、ドルが堅調に推移した。ドル円は144.90円までドルが買われ、ユーロ/ドルは0.9670ドル近辺から0.9575付近まで一時ドル買い・ユーロ売りが進んだ。

日米の金利差の拡大傾向が続いていることから、日銀の再度為替介入を懸念するも、円安のトレンドに変わりはなさそうだ。

※米重要経済指標等の発表結果：9月27日(火)
・米8月耐久財受注速報値　前月比-0.2%(予想：-0.3%、7月：-0.1%)=上昇
・米7月FHFA住宅価格指数　前月比‐0.6%(予想：0.0%、6月：+0.1%)=下降
・米7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数　前年比+16.06%(予想：+17.35%、6月：+18.65%)=下降
・米9月消費者信頼感指数　108.0(予想：104.5、8月：103.2)=大幅上昇
・米8月新築住宅販売件数　68.5万戸(予想：50.0万戸、7月：51.1万戸)=大幅上昇
・米9月リッチモンド連銀製造業指数　0(予想：-11、8月：-8)=大幅上昇

年内あと2回のFOMC会合で、100BP近く引き上げ、来年第1四半期にも0.25%の利上げが予想されている。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、144円77銭でドルの買い持ちは79%と0%up。EUR/JPYは138円83銭時点でユーロの買い持ちは55%と0%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。