TSR：144円39銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：144円00銭-145円00銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：144円87銭-143円91銭-144円15銭（28日）

NY市場では、英国の市場鎮静化目的の緊急国債購入策の発表を受けて、英国債相場は急伸し、ポンド・円は152円57銭の安値から一時157円近くまで上昇。

米国債相場も360億ドル規模の7年債入札を実施し連れ反発。米10年債利回りは4%まで上昇後、3.73%まで低下で、ドル・円は144円70銭から144円割れまで一時下落。同時にダウ平均は500ドル以上上昇。

日米の金利差の拡大傾向が続いていることから、日銀の再度為替介入を145円レベルで強く警戒するも、円安のトレンドに変わりはなさそうだ。

※米重要経済指標等の発表結果：9月28日(水)
・米8月卸売在庫速報値　前月比+1.3%(予想：+0.4%、7月：+0.6%)=上昇
・米8月中古住宅販売成約指数　前月比‐2.0%(予想：-1.5%、7月：-1.0%)=下振れ

年内あと2回のFOMC会合で、100BP近く引き上げ、来年第1四半期にも0.25%の利上げが予想されている。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、144円42銭でドルの買い持ちは79%と0%up。EUR/JPYは140円25銭時点でユーロの買い持ちは57%と2%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。