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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.08(10月14日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.08(10月14日)
- 2022/10/14
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:147円08銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:146円80銭0-147円80銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:146円50銭-147円67銭-147円26銭(13日)
NY市場では、インフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.6%、前年比で+6.6%と、伸びは40年ぶり最大を記録した。結果、米2年債利回り4.444%まで一時上昇、ダウ先物一時500ドル超安も引けにかけて急上昇。ドル・円は黒田日銀総裁がまだ緩和政策を主張していることから、日米の金利差拡大傾向が続く思惑から147円67銭まで急伸。ダウは上下に1400ドル揺れるも3万ドルキープ
このレベルに来ても、日銀当局からの円安警告発言も、ドル売り介入の気配もないことから、円安容認と捉えられ、さらなる円安が懸念されるも、油断はできない。
※米重要経済指標等の発表結果:10月13日(木)
・米9月消費者物価指数(CPI) 前年比+8.2%(予想:+8.1%、8月:+8.3%)
・米9月消費者物価コア指数(CPI) 前年比+6.6%(予想:+6.5%、8月:+6.3%)
・米9月消費者物価指数(CPI) 前月比+0.4%(予想:+0.2%、8月:+0.1%)
・米9月消費者物価コア指数(CPI) 前月比+0.6%(予想:+0.4%、8月:+0.6%)
・米週次新規失業保険申請件数 +22.8万件(予想:22.5万件、前回:21.9万件)
・米失業保険継続受給者数 +136.8万人(予想:136.5万人)
年内あと2回のFOMC会合で、100BP近く引き上げ、来年第1四半期にも0.25%の利上げが予想され、11月1~2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%の利上げが決まるとの観測が強まり、景気後退、ダウ下落の懸念。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、147円25銭でドルの買い持ちは84%と1%up。EUR/JPYは143円94銭時点でユーロの買い持ちは58%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。