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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.20(11月1日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.20(11月1日)
- 2022/11/1
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円20銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:148円35銭-149円35銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:147円50銭148円85銭-148円72銭(31日)
欧州市場では、前半ユーロドルは、米金利の上昇などを背景にドル買いの流れが続き、一時0.9890ドルまで下押し。25日以来の0.9900ドル割れとなった。また、ポンドドルが1.1482ドル、ドル円は、148円79銭まで下げるなど、他の通貨に対してもドル買いが進んだ。欧州株はほぼ全面高!(欧州は10/30から冬時間に移行)
NY市場では、日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りが優勢となり、ダウは小幅に売られ、前半は、約130ドルの下落。FRBが今週開催するFOMCで4会合連続で0.75%の利上げを織り込み米10年債利回りは再び4%台で推移。
※この日の主たる米国の経済指標:10月31日(月){結果ほぼ予想通り}
・22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数 45.2(予想:47.2、9月:45.7){弱い}
・23:30 米10月ダラス連銀製造業活動指数 -19.4(予想:-16.8、9月:-17.2){弱い}
年内あと2回のFOMC会合で、100BP近く引き上げ、来年第1四半期にも0.25%の利上げが予想され、11月1~2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%の利上げがほぼ決まり、12月にも0.25%との観測があったが、景気後退の懸念で、今週のFOMCでインフレ抑制目的の為の予定通りの利上げとなるかどうか注目が集まる。
まだ日米の金利差拡大中であるだけにドル高再燃の可能性は高く、155円に向かうのではないかと予想する市場関係者も依然多く、予断はできない。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、148円69銭でドルの買い持ちは85%と1%up。EUR/JPYは147円03銭時点でユーロの買い持ちは60%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。