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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.50(11月17日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.50(11月17日)
- 2022/11/17
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:139円50銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:138円90銭-139円90銭(ドルレンジ)
前日のUSD/JPY実績レンジ:140円29銭-138円73銭-139円49銭(16日)
欧州市場では、ドル円は、前日と同様の139円前半のレベルでもみ合い。ユーロドルも、前半は1.04ドル台でもみ合い。NY市場での米経済指標を控えて様子見ムードの小動き。
NY市場では、オープンからしばらくは経済指標の発表まで様子見の小動き。その後10時30分に発表された米10月小売売上高は予想を大きく上回り、前月比+1.3%となり、139円台後半までドルが一時急伸。10月輸入物価指数もドル高で若干物価安。
この日発表の経済指標は好悪マチマチで小幅で終了。ダウ工業株30種平均は反落。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米10年債利回りが3.7%前後で伸び悩んでいるため上値が重い展開か。覆面介入に警戒!
日銀は、今年の貿易赤字が20兆円規模まで拡大する可能性があり、さらなる介入を準備している気配があり、140円前後が上限となりそうだ。
※本日の欧米市場の経済指標等 11月16日(水)
・米10月小売売上高 前月比+1.3%(予想:+1.0%、9月:0.0%)=ドル買い
・米10月輸入物価指数 前月比-0.2%(予想:-0.4%、9月:-1.2%)=ドル買い
・米10月鉱工業生産 前月比-0.1%(予想:+0.1%、9月:+0.4%)=ドル売り
・米10月設備稼働率 79.9%(予想:80.4%、9月:80.3%)=ドル売り
・米11月NAHB住宅市場指数 33(予想:36、10月:38)=ドル売り
・米9月企業在庫 前月比+0.4%(予想:+0.5%、8月:+0.8%)=ドル売り
今後のFOMCの会合で、12月0.50%、来年1月にも0.25%の利上げが予定されていると市場は想定していたが、上げ幅の縮小などがありうることを当局は示唆しているが、まだ予断は許せない。少なくとも、金利を下げるという話は全くないので、ドルは底堅い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、139円36銭でドルの買い持ちは73%と0%down。EUR/JPYは144円98銭時点でユーロの買い持ちは54%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。