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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.50(12月6日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.50(12月6日)
- 2022/12/6
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:135円50銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円20銭-137円20銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:134円13銭-136円86銭-136円78銭(06日)
NY外為市場では長期金利上昇に伴うドル買い優勢で推移した。米10年債利回りは3.50%から3.61%まで上昇。ドル・円は135円00銭から136円64銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0595ドルの高値から1.0565ドルへ反落。ポンド・ドルは1.2320ドルから1.2272ドルへ反落した。その後経済指標が発表されると総じてドルが強含みに推移し、ドルの下値が堅くなり、長期金利も上昇の流れとなった。
※12月5日(月)欧米市場の為替相場動向
・米11月サービス業PMI改定値 46.4(予想:46.1、速報値:46.1)
・米11月ISM非製造業景況指数 56.5(予想:53.5、10月:54.4)
・米10月製造業受注 前月比+1.0%(予想:+0.7%、9月:+0.3%)
・米10月耐久財受注改定値 前月比+1.1%(速報値:前月比+1.0%)
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性に言及している。ブラード総裁は最悪の場合は7%まで引き上げる可能性に言及しており、引き続きドル下値を支える。
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強く、まして、米金利を下げる状況では全くないといえよう。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円65銭でドルの買い持ちは68%と3%up。EUR/JPYは143円45銭時点でユーロの買い持ちは54%と2%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。