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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.70(12月7日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.70(12月7日)
- 2022/12/7
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円70銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円55銭-137円55銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:137円43銭-135円97銭-137円04銭(06日)
NY外為市場では、外国為替市場でドル円は下値が下げ渋った。24時時点では136.52円と22時時点の136.09円と比べて43銭程度のドル高水準に戻した。21時30分過ぎに一時135.97円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。米10年債利回りが3.537まで低下したが、3.583まで戻したことなどが、円相場を下支えした。
※12月6日(火)欧米市場の為替相場動向
・米10月貿易収支 -782億ドル(予想:-800億ドル、9月:-733億ドル)=やや改善
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性に言及している。ブラード総裁は最悪の場合は7%まで引き上げる可能性に言及しており、引き続きドル下値を支える。
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強く、まして、米金利を下げる状況では全くないといえよう。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円90銭でドルの買い持ちは68%と0%up。EUR/JPYは143円28銭時点でユーロの買い持ちは54%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。