- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.72(12月9日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=136.72(12月9日)
- 2022/12/9
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:136円72銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円20銭-137円20銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:136円25銭-137円24銭-136円63銭(08日)
NY外為市場では、週次新規失業保険申請件数は市場予想通り前週比+4000件の+23万件となった。さらに失業保険継続受給者数は167.1万人と、前回160.9万人から予想以上に増加となり、2月初旬来で最高となった。ドル・円は136円80銭から136円24銭まで下落したが、その後、米10年債利回りが3.49%台まで上げ幅を拡大すると一時136円70銭台まで戻したが、動きは弱い。
ユーロ・ドルは1.0515ドルから1.0532ドルまで上昇し、ポンド・ドルも1.2180ドルから1.2234ドルまで上昇した。ダウ平均は、180ドル近辺で終了。穏やかなマーケットだった。
※12月8日(木)欧米市場の為替相場動向
・米先週分新規失業保険申請件数 +23万件(予想:23.0万件、前回:22.6万件)
・米失業保険継続受給者数 167.1万人(予想:161.8万人、前回:160.9万人)
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性に言及している。12月14日のFOMC最終日の政策金利が、予想通り0.5%の引き上げとなるか?
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強く、まして、米金利を下げる状況では全くないはずだが?
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円55銭でドルの買い持ちは67%と0%down。EUR/JPYは144円19銭時点でユーロの買い持ちは54%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。