TSR：136円88銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：137円20銭-138円20銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：136円35銭-137円85銭-137円64銭（12日）

東京市場では、
11月国内企業物価指数(前年同月比)　結果9.3%、予想8.8%、前回修正9.4%
11月国内企業物価指数(前月比)　結果0.6%、予想0.5%、前回修正0.8%

欧州市場は、オープン時では、欧州株はマイナス圏推移続く、一方で米株先物はプラス圏揉み合いとまちまちの動き。

NY外為市場では、米金利の動意をにらみつつも、明日13日発表の注目指標・11月米消費者物価指数(CPI)や、14日結果発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待つムードが支配的で比較的動きづらく小幅な動きながら、株高、ドル高傾向に終始した。

※12月12日(月)欧米市場の相場関連動向
・03:00　米財務省・3年債入札
・03:00　米財務省・10年債入札
・04:00　米11月財政収支(21年11月：-1913.35億ドル)

FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性に言及している。12月14日のFOMC最終日の政策金利が、予想通り0.5%の引き上げとなりそうだ。

日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強く、まして、米金利を下げる状況では全くないはずだ。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、137円55銭でドルの買い持ちは68%と1%up。EUR/JPYは144円96銭時点でユーロの買い持ちは55%と1%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。