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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.26(12月15日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.26(12月15日)
- 2022/12/15
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:135円26銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:135円40銭-136円40銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:135円99銭-134円54銭-135円40銭(14日)
最新:今朝発表の11月日本の貿易収支は、-2兆274億円で赤字幅は市場予想を上回った。
重要:日本時間15日午前4時に米連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50ポイント引き上げ、4.25-4.50%とすることを発表した。市場の予想通りだった。【FOMC】利上げ継続が適切となる可能性が強い
経過:欧州市場は、FOMCを控え方向感は限られるも、昨日の米11月消費者物価指数(CPI)を背景としたドルの重い地合いは変わらず、ドル円は134.54円までじり安。また、ユーロドルは1.0672ドル、ポンドドルは1.2404ドル、豪ドル/ドルは0.6881ドルまで上値を伸ばしている。
NY外為市場では、ドル上値重い展開、米・11月輸入物価指数は-0.6%と予想下回る。5カ月連続のマイナスで10月-0.4%から予想以上に下落幅を拡大。輸入インフレも鎮静化を見せた。日本時間午前4:00FOMCでFF金利の誘導目標を0.50ポイント引き上げ、4.25-4.50%に決定!想定通りで、ダウ142ドル下落も米金利は想定内で若干下げで反応。
※12月14日(水)欧米市場の相場関連動向結果
・22:30 米11月輸入物価指数 前月比-0.6%(予想:-0.5%、10月:-0.2%)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は0.50ポイント引き上げ)
・04:30 パウエル米FRB議長会見「金利上げ継続宣言」
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性も言及。
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、135円37銭でドルの買い持ちは66%と0%down。EUR/JPYは144円50銭時点でユーロの買い持ちは54%と0%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。